日本衛生学会 64巻4号(2009年9月号)
編集後記
長い梅雨あるいは梅雨明け宣言にも関わらずやって来ない夏の陽射しに,うんざりする程度ならまだしも,集中豪雨,竜巻,地震といった天災に見舞われて,生命を落とされた方々,あるいは健康障害が生じた方々,もちろん未だにその後片付けなども含めて,万全でない生活環境に身を置かざるを得ない状況にある方々には,軽々しくお見舞いの言葉をかけることも出来ず,ただただ生命を落とされた方のご冥福を,そして,一日でも早い心身環境全ての面での復帰をお祈りさせていただきます。さて,2009年7月より本誌の編集委員長を仰せつかりました大槻と申します。もとより浅学菲才の身ではございますが,精一杯務めさせていただこうと思っておりますので,会員の皆様,なにとぞご協力の程,よろしくお願い申し上げます。
私どもの英文誌,Environment Health and Preventive Medicine(EHPM)がついにMedline化いたしました。思えば,遠山編集長の時期に,私も編集委員をさせていただいていたのですが,その中のメドライン化のワーキンググループの一員として悪戦苦闘したことが思い出されます。その後の森本理事長,湯浅編集委員長,本田和文誌編集委員長をはじめ,多くの先生方のご努力がついに実ったと感慨も深いものがございますが,今後EHPM誌が内外から更に注目を集めていく時代になっていく中での,和文誌の在り方というものを会員の皆様とも模索していきたく思っております。
ご意見等,お気軽に大槻まで(takemi@med.kawasaki-m.ac.jp)ご連絡下さいませ。よろしくお願いいたします。
(大槻剛巳) |